クラウドと電子書籍にけん引されて業績急変する割安ネット株です。
このところの株式市場は、一部銘柄に人気が集中し、それ以外は業績の好不調にかかわらず売られる状況が極端に表れています。特に個人投資家に人気のネット株に関しては、直接的な信用買いの投げに加え、追証による現物の投げもあって、異常なほど下がっている銘柄も見受けられます。
ネット株の場合、好業績時やテーマに乗った時はどこまでも買われる一方、業績悪化時やテーマから外れるとどこまでも下がります。しかし、今の時期は業績が回復、あるいは好調継続でも平気でPERが10倍程度まで売られている銘柄も目につくようになりました。
しかし、人気の一部銘柄への集中というバブル期の特徴も、米国の利上げが迫る中ではいつまでも継続はしません。やがて実態価値に基づく株価変動が起こる可能性が高まっています。ただし、国内に目を転じると、円安、原油高で内需企業には厳しい環境です。その結果、それらのコストアップとは無関係なネット株の活躍タイミングが刻一刻と近づいているように感じられます。
今回紹介する銘柄は、この2年ほどの業績急減期を過ぎ、逆に業績急拡大場面を迎え、しかも株価は2019年の4分の1以下で、PERも10倍台半ばまで低下しています。業績けん引役はクラウドと電子書籍という今最も勢いのある業種です。当面、向こう半年、1年で株価の大化けが期待される銘柄になります。
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