自分の保有株で仮想売買を行う

さて、株式を買ったとします。
半年間は持ち続けて、株価変動を観察するわけですが、
せっかくですのでノートをつけて仮想売買をしてみてください。

 

仮想売買はよく株式の入門で使われる方法です。
無料で使える仮想売買ソフトもあります。
しかし、私は仮想売買をするにしても、
自分が持っていない株をやってもおそらく無駄だと考えています。まず、間違いなく短期間でやめます。

 

仮想売買を行う場合は、エクセルシートなどに仮想売買の成果を記録してください。
そして、うまくいったか、だめだったかをチェックしてください。
また、仮想売買を行ううちにうまく行くような方法が発見できたら、
それをルール化してみてください。これが、将来役に立ちます。
もし仮に自分なりの法則が発見できれば、その法則を使って現実の投資を行ってみてください。

 

そして半年後に仮想売買した場合と、実際自分が半年間持った場合と、
どちらが儲かったかを比べてみてください。
たぶん、この結果は五分五分ではないかと思います。
この段階で、持続したほうの結果が良かったら、しばらくはあまり売り買いをしないほうがいいと思います。

一方、売買を繰り返した結果の方が良かった人もいると思います。
ただし、それは仮想売買だからという面があります。
つまり、心に余裕のある状況での売買だからです。
実際に売買すると、投じた金額にもよりますが、心に余裕がなくなることが多く、それが失敗の原因となります。


このような探究心が株で儲ける心構えとして重要です。