現状を把握する
前章の作業によって業績のグラフができたとして、そのグラフを使って企業分析をスタートします。
【 長期間の業績推移を見る】
まずは前章で作成した長期の業績推移グラフを見て、現状の位置づけをざくっと把握します。
これはそんなに難しい判断を伴う作業というわけではありません。
簡単で結構です。ずっと利益が増益基調にあるとか、変動が激しいとか、地味だとかなんでも結構です。
キユーピーを例にとって示します。
売上高は食品企業のイメージ通り、伸び率は低いものの、順調に増加していることがわかります。
2007年から2016年までの売上高の年平均成長率は1.9%になります。
一方、営業利益は同じ期間に年率7.3%の成長をしています。
ただし、少しだけ細かく見ると、2010年から2013年はやや利益が伸び悩んでいます。
しかし、2008年から2010年念いは大きく伸び、また2013年から現在までは再び高い伸びとなっています。
まずは、この程度理解すれば十分でしょう。
ただし、せっかく理解したらこのことを頭の中に入れておきましょう。
先に行って、伸び悩みの時期や伸びが高い時期の背景にあるものを分析するためです。
ここまで読んでこられて申し訳ありませんが、企業分析に関しては、とりあえずここでお仕舞です。
ここから先もあるのですが、正しく伝えようとすると難しくなりすぎるので、どう伝えるかアイディアを巡らせています。また、アイディアが浮かびましたら、この先もブログにアップしたいと思います。
現時点(2021年10月27日)ではまだ更新できていません。そこで、ここまで読まれた方に、今まさに自信を持って、短期、中期、そして長期で大化けする銘柄を紹介しておきます。
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