株式投資のノウハウ「中級編」スタート

前回までは株式投資「初級編」でした。
株式投資を始めたばかりの初心者が、右も左もわからない中で、リスクを回避しながら銘柄を選択する方法について解説しました。


ここから「中級編」になります。
基本的なコンセプトは株価と企業業績の関係、企業を調べることと株式投資との関係、そして企業分析の初歩になります。


企業を調べることの意味

株式投資はそびえたつ最高峰への登山にたとえることができます。
8合目から上はプロの世界としましょう。

まずは、株式投資の8合目を目指します。
そのとき最も重要なことはとにかく途中で遭難しないことです。

8合目までの道のりには多くのルートがあります。
一直線に断崖絶壁を登る道。うっそうと木が茂るジャングルを、枝をかき分けて進む道。
これらは比較的8合目までの距離は近いのですが、事前に十分な準備と天候や気温の調査などが欠かせません。

そのほかには登山道をゆっくりと登る道もあります。それも1本ではなく何本もあります。
そして、そのどれもがいくつかのバリュエーションがあります。

このように株式投資の方法論にはいくつもの道があります。
それらの方法論の違いには、まず8合目までたどり着ける確率の違いがあります。

ゆっくりですが、一歩一歩確実に8合目に近づく方法もあれば、
一度足を踏み外すと立ち直れなくなるような方法もあります。

その中でこのレポートではファンダメンタルを中心に据えて、株価との関係を考える方法を解説するものです。
時間はかかりますが、これは一歩、一歩着実に8合目に近づく道です。


企業分析の基本


いきなり企業分析と言ってもなかなかハードルは高いものです。
その中から無理なく始められる企業分析の基本を解説します。
企業情報の入手方法、グラフの作成方法、長期業績変動の把握方法などです。

さらに現状をしっかりと把握するためには、最近の短期的な業績変動を観察する必要があります。
そこで、そのためのツールとして、業績表の作り方を解説します。

また、業績の先行指標である月次データの取得法、活用法についても解説します。

それでは始めることにしましょう。