株って何?

まずは、基本中の基本。株っていったい何?というところから始めてみたいと思います。

 

株を持つということは、会社の経営権の一部を持つということになります。

仮に、あなたの知り合いが会社を始めたとしましょう。
そして、あなたに会社の設立資金を出してほしいと言ったとします。
最終的な資本金が1,000万円として、
あなたが100万円を出資したとすれば、
あなたはその会社の10%を所有したことになります。

仮に、その会社が成功して、価値が10年後に1億円になったとすれば、
あなたの取り分は1,000万円になります。
しかし、事業に失敗して、会社がつぶれてしまえば、
会社の価値はゼロとなって、あなたの100万円もゼロとなってしまいます。

これが、株式投資の本質ということになります。

それは危険だと思う人がいて当然です。
しかし、あなたに出資を依頼した知り合いは、事業に失敗したことによって、
すべてを失って夜逃げしているかもしれません。
でもあなたは、保証人にでもなっていない限り、出資した100万円の損で済むのです。

つまり、株式投資は間接的な事業への投資ですが、リスクは投資した分に限定されるという性格を持っています。

これが、まず感覚的に理解しておく、株式投資の原理原則になります。