本日(2022年6月28日)の日経紙のスクランブルのPEGレシオの解説は根本的部分で間違っている。

本日(2022年6月28日)の日経紙の「スクランブル」で成長株の株価指標としてPEGレシオを取り上げていました。 しかし、紙面におけるこの指標の計算の仕方には致命的な欠陥があります。 まあ、日経紙の記者は投資に関してはほぼ素人で仕方ない面がありますが…

クラウドと電子書籍にけん引されて業績急変する割安ネット株です。

このところの株式市場は、一部銘柄に人気が集中し、それ以外は業績の好不調にかかわらず売られる状況が極端に表れています。特に個人投資家に人気のネット株に関しては、直接的な信用買いの投げに加え、追証による現物の投げもあって、異常なほど下がってい…

昨日、スターツ出版(7849)が急騰しました。

11月9日に紹介したスターツ出版(7849)が、その後じわじわと上昇していましたが、16日に+17.05%と急騰しました。 その時の記事はこちら スターツ出版(7849)の個人投資家向けオンライン説明会 - cherry2910’s diary (hatenablog.com) 運良く乗った人は、…

スターツ出版(7849)が通期決算の増額修正公表です。

先日、当ブログで紹介したスターツ出版(7849)が増額修正を公表しました。 前回の記事:スターツ出版(7849)の個人投資家向けオンライン説明会 - cherry2910’s diary (hatenablog.com) 11月11日に第3四半期決算の発表予定で、場合によっては通期決算の増額…

スターツ出版(7849)の個人投資家向けオンライン説明会

スターツ出版(7849)のオンライン説明会が開催されます。スターツ出版に関しては、ぜひとも買っておきたい銘柄の一つです。直近のレポート http://cherry100.mods.jp/ra/s/1327 11月11日には第3四半期決算が発表されますが、前年は赤字ですから大幅増益の見…

コロナデメリットながら過去最高益更新する勢いの食品企業です。

我が国のコロナ感染者数が想定外に急減しています。専門家は少し前からリバウンドの兆しとか言っていますが、それにもかかわらず依然減り続けています。10月25日現在の1週間移動平均は300人ちょうどです。これは去年の7月12日以来の低水準になります。 そう…

資産を作ろうと思うなら、ぜひともこのタイミングで買っていただきたい銘柄です。

資産を作ろうと思うなら、ぜひともこのタイミングで買っていただきたい銘柄があります。 株は難しいし、経済のこととか、相場のこととかいつも見ていないとならないから、煩わしい。あなたはそう考えていませんか。 そんなことはありません。株は実にシンプ…

次の決算発表でビッグサプライズがある内需、割安株です。

米中問題の深刻化から東京株式市場は年初来安値にありますが、内需好業績株には物色意欲が見られ、秋口までとはだいぶ様相が違ってきています。当ブログで紹介した銘柄も、市場とは無関係に好調に上がっています。 1か月前に当ブログで取り上げたこの銘柄は…

株式投資セミナー開催のご案内

12月8日(土)に東京で株式投資セミナーを開催します。 今回の主要テーマは、 調整局面にある東京株式市場の展望と注目銘柄 景気変動の影響を受けにくい銘柄とは ネット株の賢く大きく儲ける方法と具体的銘柄 になります。 当株式投資セミナーは年に2回ほど…

掘り出しものの格安銘柄の発掘チャンスです。

株式市場は世界的な景気減速懸念から、TOPIXはこの1か月ほど年初来安値近辺でもみ合っています。ただし、10月辺りまでは全体相場の下げが、幅広い銘柄に均等に影響を与えていました。しかし、このところは、景気減速の影響を受ける銘柄や個別事情で業績が悪…

大化けネット株紹介します

大化けネット株紹介します。 現在の相場の弱さの元凶は、リーマンショック後に世界的な景気拡大が続いたことで、そろそろ減速してもおかしくはないという中で、米中の経済戦争によってその可能性が現実味を帯びていることです。それゆえ、足元の業績が良くて…

現状を把握する

前章の作業によって業績のグラフができたとして、そのグラフを使って企業分析をスタートします。 【 長期間の業績推移を見る】 まずは前章で作成した長期の業績推移グラフを見て、現状の位置づけをざくっと把握します。これはそんなに難しい判断を伴う作業と…

企業分析の具体的作業

この章からいよいよ企業分析の具体的作業について解説します。 【企業分析でまず目指すこと】 企業分析の具体的作業に入る前に株式投資に役立つ企業分析とは、本質的部分で一体何を分析するか十分理解しておく必要があります。将来の株価を決めるのは、将来…

企業の調べ方

本章からはいよいよ具体的な企業分析の段取りや手段を示します。まず、実際私が全く新しく企業を分析し始める場合の段取りを示すことにしましょう。 【ファンダメンタル分析の価値】 株式投資は銘柄を人から聞いて、鵜呑みにして投資しているうちはなかなか…

中期的循環の分析とは

前回までに述べてきたように、株式投資で成功するためには、株価変動要因のどれかに絞り込んで分析する必要があります。その中で、当ブログでは企業の中期的な業績循環に絞ってお話しします。 (1) 中期的な循環を分析することとは 具体的な分析方法は先に行…

ファンダメンタル分析の意義

前回まで説明してきたような株価変動モデルを踏まえて、ここでは企業のファンダメンタルを分析することの意義とその使い方の概要を解説します。 (1) ファンダメンタル分析の優位性 株式投資を行うに当たっては、前章までに説明したような株価変動要因のどこ…

ファンダメンタルとは無関係な株価変動

株価は前回説明したファンダメンタル要因の変化だけで動くわけではありません。むしろファンダメンタルに依存した株価変動は中長期的なものであり、より短期的にはやや循環性のある中期変動、およびランダムな短期変動という株価のブレとも呼べる価格変動要…

株価とファンダメンタルの関係

株価は、企業のファンダメンタル、世界経済や金融情勢などのマクロ環境、そして短期、中長期の株価変動によって動いています。これらの関係を理解することから始めますが、まずは企業のファンダメンタル及びマクロ環境と株価の関係から見ることにしましょう…

株式投資のノウハウ「中級編」スタート

前回までは株式投資「初級編」でした。株式投資を始めたばかりの初心者が、右も左もわからない中で、リスクを回避しながら銘柄を選択する方法について解説しました。 ここから「中級編」になります。基本的なコンセプトは株価と企業業績の関係、企業を調べる…

初級者はチャートの世界に近づくな

この辺りで、まずは初級編を終わりにしたいと思います。そこで、初級編の最後に当たって、ちょっと大切な考え方をお話ししておきます。それは初心者の内にはチャートで株価を考える見方はしない方がいいという話です。 「パターン=規則性と考えてしまう間違…

PERをチェックする

前回はPBRについて解説しましたが、今回はPBRと並んで重要なPERについて解説します。 PER(株価収益率)は株価を一株当たり利益(以下EPS)で割ったものです。 本来はPBRよりPERの方が指標としては重要です。しかし、PBRの計算分母であるBPSは年によってあま…

PBRをチェックする

それではそろそろ株を買って儲けるための基本的な知識に入りたいと思います。ここでは、いくつかの観点から、株価の下落リスクが小さく、上昇率の高そうな銘柄を探す方法を説明します。 まずは、株価の割安、割高を判定する指標としてPBRとPERについて解説し…

株主優待の楽しみ

配当以外にも企業によっては、株主優待というものがあります。 これは株主に対して、その企業の商品やサービス、あるいはそのようなものがない場合は、地域の名産品などを株主に配布します。食品企業やトイレタリー企業など消費財メーカーでは自社製品の詰め…

配当の魅力

株式投資の本質的な価値は、長期的に持って、5倍、10倍を狙うというものです。しかし、そんなことは実は一朝一夕にできるものではありません。まずは、株式投資に慣れ親しんで、少しずつ企業というものの勉強をしてゆく必要があります。 ただし、それではい…

お金のない人は積立方式も

このように株を買うという行為ですが、必ず余裕資金で行ってください。ここでの前提は20万円程度のお金を最低半年、置いておけることを前提とします。 仮にそのことで数万円損をするかもしれません。でもそれは将来もっと大きな金額を投資するための授業料、…

自分の保有株で仮想売買を行う

さて、株式を買ったとします。半年間は持ち続けて、株価変動を観察するわけですが、せっかくですのでノートをつけて仮想売買をしてみてください。 仮想売買はよく株式の入門で使われる方法です。無料で使える仮想売買ソフトもあります。しかし、私は仮想売買…

まずは少額で投資を行う

今回からは、実際に株を始める場合の準備から 初めに述べたように、株式投資は理論で理解する部分と経験で理解する部分があります。そのためには、最初は小さな金額でまず買ってみるという行為が必要です。そして最初は何があっても、最低半年は保有してみて…

投資教育がないのは日本だけ?

成熟国では国民にとって株式投資はそれほど重要な知識ですから、学校教育には株式投資について教える授業があります。 アメリカでは小学校から授業の中で「株式投資」の勉強をしていてアメリカ人の60%が株式投資・不動産投資を経験した事があるとの調査結果…

株式投資の優れた点

資産運用には株式投資以外にも多くの方法があります。預金、債券、為替、不動産、金、商品などです。資産三分法という言葉がありますが、これは資産を流動性資金、使用予定資金、利殖性資金に分けて持つというものです。 上の例で言えば、流動性資金は預金で…

資産運用が必要不可欠な時代になって来た

日本人には株式投資というとはなから危険なものという捉え方の人が多いものです。だとすれば、なぜ株式投資が必要かということはとても重要なテーマです。 広い意味の資本主義経済で、一つの国が成長し、繁栄している間は国民一人一人の所得が増加し、生活水…