次の決算発表でビッグサプライズがある内需、割安株です。

米中問題の深刻化から東京株式市場は年初来安値にありますが、内需好業績株には物色意欲が見られ、秋口までとはだいぶ様相が違ってきています。当ブログで紹介した銘柄も、市場とは無関係に好調に上がっています。

 

1か月前に当ブログで取り上げたこの銘柄は、この1カ月で30%を超える上昇となりました。

http://cherry100.mods.jp/ra/s/1129

 

それよりも何よりも、別のブログで取り上げたこの銘柄は、20日間で倍になろうとしています。

http://cherry100.mods.jp/ra/s/1130

 

レポートをダウンロードしないと銘柄はわからないようになっていますが、実はこの銘柄は当ブログの大家さんの「はてな(3930)」です。「はてな」ならみんな推奨しているじゃないと思った人もいるかもしれません。しかし、今推奨している人の多くは、決算発表でストップ高した後に推奨している人です。

 

上のブログの日付、そして、レポートの日付を確認してもらえばわかるように、11月30日の決算発表の前です。実はこのレポートは満を持して発行したレポートで、32ページの詳細なレポートです。はてなの長期的な見方もじっくりと解説しています。

 

さて、何だ過去の話かよ、と思わないでください。実は1月に発表する決算で40%も超える大幅増益を公表しそうな会社を紹介します。しかも、PERは割安で、上の2銘柄と違って株価も下がってはいないのですが、上がってはいません。少なくともこのブログを書いた時点では・・・。

 

ということで、レポートはこちらからダウンロードできます。

投資レポート『株式投資のための企業研究「業績が絶好調にもかかわらず割安で注目される外食銘柄」』

 

 

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12月8日(土)に東京で株式投資セミナーを開催します。

 

今回の主要テーマは、

調整局面にある東京株式市場の展望と注目銘柄

景気変動の影響を受けにくい銘柄とは

ネット株の賢く大きく儲ける方法と具体的銘柄

になります。

 

株式投資セミナーは年に2回ほどの開催で、今回で19回目になります。

 

株式投資セミナーの詳細

主宰:H&Lリサーチ

HP:H&Lリサーチ

開催日:12月8日(土)

開催場所:東京駅徒歩圏内

スケジュール13:30-16:45

スケジュールの詳細は後日お知らせいたします。

 

※別途懇親会がございます(希望者のみ)

毎回、懇親会はとても盛り上がります。

セミナー参加費

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掘り出しものの格安銘柄の発掘チャンスです。

株式市場は世界的な景気減速懸念から、TOPIXはこの1か月ほど年初来安値近辺でもみ合っています。ただし、10月辺りまでは全体相場の下げが、幅広い銘柄に均等に影響を与えていました。しかし、このところは、景気減速の影響を受ける銘柄や個別事情で業績が悪化した銘柄は容赦なく売られていますが、好業績が継続し、景気減速の影響が小さい銘柄はそれなりに買われています。その意味で、相場は秋口までと比較すると、理にかなった動きをし始めていると言えるでしょう。

 

そうなると、改めて業績とは無関係に売られた銘柄の中には、実態と比較して割安感の強い掘り出しものの銘柄も目につくようになっています。ただし、ただ単に当面の業績に比較して割安というだけではなく、長期的に大きく変化するポテンシャルがなければ、せっかく今買う意味がありません。強い相場では、将来ポテンシャルの大きな銘柄のPERは高くなりすぎて、相場がいいうちは簡単に儲かるのですが、うっかり手を出して、市場の調整局面に当たるとびっくりするほど大きくやられます。

 

さて、今はそんなお宝銘柄が比較的容易に見つけられる局面です。特に、出てきた決算は一見減益で厳しく見えるのですが、実はすでに月次では収益が回復しているというパターンが一番安心できます。加えて、景気減速の影響を受けにくいいわゆるディフェンシブ銘柄であればさらに安心できます。しかも、将来的に大きな成長が期待できれば、もはや鬼に金棒です。そんな銘柄があれば、NISA枠で買って放っておいてもいいでしょう。

 

そこで、今買えるそんなお宝銘柄を紹介します。年初の高値から見れば、半分以下の株価にあるのもありがたいことです。レポートはこちらから入手できます。

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「改正酒税法の恩恵が上乗せになる加藤産業(9869)」

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「アニサキス問題一巡で注目されるスシロー(3563)」

「プリマハム(2281):好業績を背景に近づく株価上昇局」

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大化けネット株紹介します

大化けネット株紹介します。

 

現在の相場の弱さの元凶は、リーマンショック後に世界的な景気拡大が続いたことで、そろそろ減速してもおかしくはないという中で、米中の経済戦争によってその可能性が現実味を帯びていることです。それゆえ、足元の業績が良くても、なかなか景気敏感株には手が出ません。

 

しかし、国内は人手不足で、人件費は上がる、物流費も上がるということで、内需ディフェンシブの小売りや食品メーカーは逆に足元の業績が心もとない状況で、やはりなかなか手が出にくくなっています。

 

グローバルな景気動向の影響を受けにくく、為替の影響も受けにくく、人件費、物流費の影響を受けにくい会社となると、やはりネット株抜きに今の相場は語れません。しかし、金利上昇下ですので、PERも無視はできません。これは米国で、これまで散々買われたフェイスブックやアマゾン、グーグルなどの高バリュエーション銘柄が米国株式の下げを先導し始めていることによく表れています。そこで、ネット株といえども低PERは絶対条件となります。

 

ネット企業には、急成長企業が多く数年で5倍、10倍のリターンが狙える株があります。しかし、その反面、ある日突然の業績悪化を発表して、数日で半値となってしまうこともあります。それゆえ、なかなか素人では手が出しにくい業種です。しかし、いまやIPO企業のかなりがネット企業で、ネット企業を避け続けていると、いつの間にか将来性のないオールド企業ばかりになってしまう可能性もあります。

 

そこで、ネット株の低リスク、高リターン投資法をいろいろ考えたところ、これぞという方法を発見しました。

 

ネット株の売上は原価がゼロという売上も珍しくありません。つまり、売上が10%増えれば利益は15%増え、売上が20%増えれば利益は40%増えるような感じです。このように、変動費は小さいのですが、戦略的な固定費投資をある日突然決断します。つまり、将来のステップアップのための投資です。これらが連続的ではなく、会社側は用意周到に決断したとしても、投資家にとっては突然に見えます。これらの固定費には、新しいソフトを開発するための人件費、それらのソフトを動かすためのサーバ投資、ゲーム会社の場合は広告宣伝費などがあります。

 

これらの決断を会社側が行うと、それまで売上が年20%増え、利益が40%増え、PERが50倍だった株が、ある日決算を発表して、翌期の予想が、売上は20%以上伸びるのに、利益は半減などとなります。そして、株価は半年もすると3分の1になっています。

 

これらの費用は一旦増えてしまうと、しばらくは増え方が緩やかになりますから、その後の売上成長で、大幅減益の翌期からはまた再び数年間、40%増益が続くというパターンです。つまり、今現在そのような固定費投資をしている会社で、表面上の利益が実力よりずっと下の会社を狙えば、大きなリターンを得られます。しかし、世の中はネット企業のことを十分理解していませんから、回復が実際に始まったことが確認してからでも十分間に合います。

 

つまり、そんな株を事前に知っておいて、出てくる決算を確認し、四半期で増益に転じた時点で即乗ると数年放っておいて、低リスクで5倍、10倍のリターンが期待できることになります。

 

常にそういう株をいくつか抱えておいて、決算を確認して買うという行動で、ネット株で大きな財産を築くことができるでしょう。

 

さて、今回はそんな銘柄のひとつを紹介します。現在その会社は人件費と設備投資を行っていて、売上は順調に拡大しています、しかも、後数カ月でさらに売上拡大ピッチが上がる可能性があります。相場環境が良ければ、そういう株でも事前に株価が上がり始めるのですが、今の相場は疑心暗鬼ですので、実際にその数字が出てこなければ、動かない、むしろ下がる可能性もあります。そこで、今後出る四半期決算を見て、会社側が言っているように売上の拡大ピッチが上がり、増益に転換していたら、即買うという準備をしておけばいいのです。

 

その銘柄に関して、かなり詳細に解説し、買いタイミングに関しても詳しく説明したレポートです。

http://cherry100.mods.jp/ra/s/1099

 

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「ポテンシャル対比で過小になり始めたニトリ株(9843)」

「今の相場に最適な内需、好業績、低PERのハローズ(2742)」

「近く業績急変貌が見込まれる割安ネット株の銘柄推奨」

「内需系ディフェンシブの小型、割安、高成長の推奨銘柄」

 




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現状を把握する

 

 

前章の作業によって業績のグラフができたとして、そのグラフを使って企業分析をスタートします。

【 長期間の業績推移を見る】

まずは前章で作成した長期の業績推移グラフを見て、現状の位置づけをざくっと把握します。
これはそんなに難しい判断を伴う作業というわけではありません。

 

 

f:id:cherry2910:20171008235435j:plain

 

 

簡単で結構です。ずっと利益が増益基調にあるとか、変動が激しいとか、地味だとかなんでも結構です。

キユーピーを例にとって示します。
売上高は食品企業のイメージ通り、伸び率は低いものの、順調に増加していることがわかります。
2007年から2016年までの売上高の年平均成長率は1.9%になります。

一方、営業利益は同じ期間に年率7.3%の成長をしています。
ただし、少しだけ細かく見ると、2010年から2013年はやや利益が伸び悩んでいます。
しかし、2008年から2010年念いは大きく伸び、また2013年から現在までは再び高い伸びとなっています。


まずは、この程度理解すれば十分でしょう。

ただし、せっかく理解したらこのことを頭の中に入れておきましょう。
先に行って、伸び悩みの時期や伸びが高い時期の背景にあるものを分析するためです。

企業分析の具体的作業

この章からいよいよ企業分析の具体的作業について解説します。

【企業分析でまず目指すこと】

企業分析の具体的作業に入る前に株式投資に役立つ企業分析とは、本質的部分で一体何を分析するか十分理解しておく必要があります。
将来の株価を決めるのは、将来の業績です。
それでは、将来の業績をいきなり予想できるのかというと、それは不可能です。

それではどうするかというと、まず過去を分析することから始めることになります。
ただし、結論から言ってしまえば、過去をどれだけ分析しても、正しく未来を予想することはそう簡単ではありません。
そのため、初めからあまり未来を予想しようと思わないことがいいでしょう。

一見、アナリストは業績を予想して、株価を予想しているように見えます。
確かに、当たりもしない業績予想を熱心に行っているアナリストがいないことはありません。
しかし、優秀なアナリストは、業績予想を真剣にやっている振りをすることはあっても、
本当は予想をしていないことが多いものです。それは、結局予想は誰がやっても外れるためです。

それでは、一体過去を分析して何を求めるのかという疑問が生じると思います。
それは、過去を分析して、業績変動の規則性を発見したり、
業績変動の要因を分析し、それらと株価の関係を分析するのです。
業績変動の要因とは、その企業の業績変動に影響を与える大きな外部ファクターということになります。

ただし、外部ファクターを発見したとしても、それが周知のもの、
例えば輸出企業と為替、船会社と海上運賃、鉄鋼市況と鉄鋼株などでは、あまり役に立ちません。
なぜならば、それらは大方のプロが知っており、間をおかず株価に反映されてしまうためです。

結局、その関係を使って株価を当てるためには、為替や市況を予測しなければなりません。
しかし、為替や市況はむしろ株価より予測が難しいわけですから、意味がないことになります。

また、企業の将来を考える場合、重要なこととして、
経営の分析というものもありますが、これはかなり上級者ではないと難しいものです。
オーナー企業であれば、その経営者の力量を見極める必要があります。
一方、サラリーマン社長の場合、経営者個人よりも経営体としての企業そのものを分析対象としなければなりませんが、
これはさらに難しいものとなります。

【データをダウンロードする】

それではキユーピーを例として、企業分析の作業に入りましょう。
まず、財務データを見るのですが、なるべく長期間のデータが比較できることがベストです。
財務データには損益計算書と貸借対照表があります。

どんな会社かを見る場合、貸借対照表のチェックは欠かせないのですが、
それと株価の関係は必ずしもシンプルではありませんので、まずは損益計算書の分析から入ります。
もちろん、貸借対照表の分析も決しておろそかにはできないのですが、
ここではあえてその必要性が小さい会社を選んでおり、貸借対照表の見方はまた改めて行うことにします。
まずは貸借対照表に問題がないという前提で話を進めます。

ということで、長期間の損益計算書を見るのですが、キユーピーの場合かなり親切でして、
財務・業績のハイライトから財務データがエクセルファイルでダウンロードできます。
なお、そもそもお使いのパソコンにエクセルのアプリケーションが入っていない場合はできません。
(企業分析マニュアル(1)P.6)
企業分析マニュアル(1)はこちらからダウンロードできます。

http://cherry100.mods.jp/open/text1.pdf

【グラフを作る】

次にダウンロードしたデータを使って、マニュアルを参考にしながらグラフを作ってみてください。
(企業分析マニュアル(1)P.8から)

ただし、マニュアルに示しているパソコン画面は、ソフトやバージョンによって異なるので、
マニュアルと全く同じとは限りませんのでご注意ください。

 

企業の調べ方

本章からはいよいよ具体的な企業分析の段取りや手段を示します。
まず、実際私が全く新しく企業を分析し始める場合の段取りを示すことにしましょう。

ファンダメンタル分析の価値】

株式投資は銘柄を人から聞いて、鵜呑みにして投資しているうちはなかなか儲かりません。
本当に儲けるためには、自分で自分にあった方法論を見つけ、銘柄を探す作業が必要です。
そのためには、自らが企業分析を行うことができるようにし、株価も考えられるようにする必要があります。


もちろん、誰も最初のうちからそんなことができるわけではありません。
最初のうちは聞いた銘柄をせめて自分なりに解釈するところから始めます。
まずは、私がお話しする銘柄について自分なりに理解するところからスタートしてもらえればいいでしょう。


ゴルフのレッスンにたとえれば、初めて練習場のティーに立って、
いきなり打ってくださいといわれても、打つことはできないでしょう。
そこで、まずはレッスンプロが打つのを見ます。
次に今のように打ってくださいと言われますが、当然それでもやっぱり打てません。
そこで、うまく打つためには、脇を締めるとか、
ヘッドアップをしないとか、右手を返すとか、具体的な方法のレッスンが始まるのです。


ここでは企業分析、株価分析をするためには、具体的にどうすればいいのかをお話します。
ここで話すことは、企業分析の初歩です。
しかし、株式投資の大ベテランであっても、実際は企業分析のやり方などはほとんど知らないものです。
また、個人投資家の方は、
そもそも企業分析のやり方を教えることのできる人と接する機会はほとんどないでしょう。


つまり、ここからお話しすることは、企業分析の初歩ですが、
決して株式投資の初心者だけに向けたものではないということです。
株式の投資手法にはさまざまありますが、ひとつの手法だけで、
それ以外の方法を使っていないという人はまずいないでしょう。


私もファンダメンタルから株価を考えることには長けていますが、
エコノミストやストラテジストの話も聞きますし、チャートも見ますし、
ファンドマネージャーの相場観も利用していますし、
クォンツの人とも意見交換をして、それぞれの考え方を大いに参考にしています。


どんな立場で株式投資を行っていても、間違いなくファンダメンタルを理解し、
ファンダメンタルと株価の関係を理解することは、その人が持つ得意な手法に対して、
さらに付加価値を与えることになるでしょう。


【理解しやすい企業、しにくい企業】


最初に行うことは、その企業の長期的な業績変動を眺めて、
現状がどんな位置づけにあるかを見ることです。
業績変動を俯瞰するときにとりあえず見るのは営業利益の推移です。


この場合、二つの面から見ます。つまり、長期的な業績のトレンドと中期的な位置づけです。


それでは、具体的な企業を例にとって、実際に企業分析を始めることにしましょう。
ここで例として用いる企業はキユーピー(2809)です。
最初にキユーピーから始めるのには多少の意味があります。
ひとつには、商品が理解しやすいということです。
例えば、電子部品や化学品などの中間財を扱っている企業では具体的イメージが湧きにくいものです。
もちろん、他の食品企業でもいいのですが、
いわゆるコンシューマー(消費者)向け製品のメーカーがいいでしょう。


外食産業や小売業も普段接するという意味では選択肢になります。
ただし、外食産業はまだいいのですが、小売業の場合は、
扱い商品は同じあるいは同じようなものであり、
差別化がオペレーションにあるのでこれも分析に慣れてこないと難しいものです。


また、商品という面も重要ですが、
IR(インベスターリレーション)体制が整っていないと調べにくいという面もあります。
同社の場合、HP(ホームページ)も親切であり、
データも整っているため調べやすいということもポイントになります。


以上のような背景から、企業分析のトップバッターとして、
キユーピーを取り上げて解説することにします。


【まずはホームページへのアクセスから】

 

まずは、会社を理解することからスタートします。
かつては会社のことを調べようと思うととてつもない労力が必要でした。
しかし、今は会社のIR姿勢が良くなったことと、
インターネットの普及でかなりのことが自宅にいて調べられるようになっています。


まず調べてみたい企業があれば、ホームページにアクセスするのが一番手っ取り早いものです。
ここで、念のため言っておきますと、キユーピーはキューピーではなく、キユーピーなのです。
つまり、ユであって、ュではありません。
キユーピーのホームページはこちらになります。
http://www.kewpie.co.jp/index.html
その中で特に株式投資の分析に使うのはこちらのIRのページです。
http://www.kewpie.co.jp/company/ir/index.html


次回から財務データを用いて具体的に企業分析を進めるのですが、
まずはホームページをあちこちクリックして、どんな資料があるか見てください。
特に、コンシューマー企業は消費者を意識している面が強いので、
できる限り企業情報を開示しているため、HPを見るだけでもその企業をかなり理解できるものです。


ただし、安易に理解という言葉を使ってしまいましたが、
それはあくまで企業のことがある程度わかるということであって、
株式投資に使えるような形での企業分析とはかなり異なるものです。

 

そして、ざっとでいいので事業内容を見た段階で、どんな業績か想像してみることをお奨めします。
つまり、自分を含めた世間がどう感じているか、
そして業績を見たときとのギャップが意外と株式のリターンを考えるヒントとなることがあるからです。
最初のうちは、そんなに深いことを考える必要はありませんので、
食品市場自体が成熟市場なので、「あまり成長していそうもないな」とか、
「業績は今ひとつかな」とか何でもいいのですが感じてみることが次につながります。